与那原にあるミージマ共同売店でランチをしてきました。
与那原でかつて栄えていた親川通り。その入口にあった、昔ながらのまちやーぐわー※「伊集商店」。 (※まちやーぐわー=沖縄の方言で、昔ながらの小さな雑貨店・駄菓子屋という意味)
その歴史ある建物をリノベーションし、新しくOPENしたのがミージマ共同売店です。現在は昼は食堂、夜は居酒屋として営業しており、今回はお昼のランチタイムに伺いました。
駐車場・入店前の様子
駐車場は店舗横にある共同駐車場の道路側に5台分。平日の12時頃に到着した時点で、私の車を含めて2台が駐車していました。
「空いていそうだし席の確保も余裕かな?」と思いながら店内へ向かったのですが、この後入店して少々驚くことになります。
その前に、店内入口には現金オンリーの張り紙が。 近頃は現金を持たずに外出することも多いので、入店前にしっかりアラートしてくれるのはとても助かりました。
店内は想像以上の賑わい
外から見ると落ち着いた雰囲気ですが、扉を開けると店内はお客さんでいっぱい!
地域のサラリーマンや近隣住民の行きつけランチとして、すっかり定着しているようです。
店員さんは3名体制で、見事なチームワークでたくさんの注文を捌いておられました。
しかも、忙しいにもかかわらずみなさんとても親切で明るい。
常連さんと店員さんの心地よい掛け合いや、ご高齢の常連さんへのさりげない気配りが随所に見られ、「これは通いたくなるなあ」と自然と納得。
テラス席はワンちゃん連れOKとのことで、幅広い客層に愛されているお店だと感じました。店内は終始賑やかで、活気があります。
注文方法とランチメニュー
注文は定員さんから渡されるQRコードを読み取って自分でオーダーするスタイル。
写真付きでとても分かりやすく、初訪問でもスムーズに注文できました。
今回選んだのは、Googleマップの口コミでもよく見かけたチキン南蛮定食(850円)。
ご飯は大・中・小から選択可能で、しかもどれを選んでもお値段は据え置き。 とはいえ食べきれなくては申し訳ないので、今回は控えめに「中」を選びました。
待ち時間も楽しい“共同売店”らしさ
料理を待つ間、店内を少し拝見。 店内の一角には、昔のまちやーぐわーの名残とも言える駄菓子やアイスの販売コーナーがあります。
さらに、沖縄県民のソウルフードとも言える天ぷら、冷蔵ショーケースの中にはマグロの刺し身や卵、さらにはおしゃれなプリンまで。
このユニークで幅広い品揃えこそが、「共同売店」という名前の由来なのかもしれません。


圧巻のボリューム!チキン南蛮定食
しばらくして料理が到着。 事前のネットリサーチで「ボリュームがすごい」とは聞いていましたが本当にすごいボリュームです。
メインのチキン南蛮は高く積み上げられ、付け合せも
- 汁物
- ご飯
- たくあんとおかか
- 目玉焼き
- キャベツの千切り
と、これだけ付いて850円。 物価高のこのご時世に、この内容は破格すぎます。
実際に食べてみると、チキン南蛮はとても優しくてホッとする味。 派手さはないけれど、丁寧に作られているのが伝わる美味しさです。
ご飯を中サイズにして正解だった…と思いながら、嬉しい悲鳴をあげつつなんとか完食。 女性の方や少食の方は、ご飯は「小」を選ぶのが無難かもしれません。
ちなみに、食べきれない方向けに折(有料)も用意されているそうなので、その点も安心です。

まとめ
地元に根付いた温かい雰囲気と、満足度の高すぎるランチが楽しめるミージマ共同売店。 気になった方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

