1年間の不妊治療を経て、顕微授精で第一子を出産した私。
「きっと今後、自然妊娠はないだろう」と思っていたし、むしろそれを前提にこれからの人生設計を考えていた。
そんな私に、まさかの自然妊娠という出来事が訪れた。
ネットで知った「5人に1人」の事実
驚きと戸惑いのなかで、ネットで情報を探していたときに目にしたのがこちらのコラム:
👉 https://noah-art.jp/column/detail/34/
なんと、体外受精後に自然妊娠した女性は5人に1人というデータ。
それを見て「そんなに多いの!?」と驚きつつも、「もしかして私もその中に当てはまってたのかも…」と妙に納得。
私の場合はほぼすべて当てはまっていた
記事内には、自然妊娠する人に見られる共通点がいくつか挙げられていて、それがほぼ私に一致していた。
・体外受精後3年以内の妊娠であること → 私は2年以内
・母体年齢が比較的若いこと → 妊娠時36歳
・不妊期間が短いこと → 1年
・治療回数が少ないこと → 顕微授精は1回のみ
・原因不明不妊であること → 該当
これは…当てはまりすぎて、むしろ「起こるべくして起こった?」なんて思ってしまうほど。
正直、戸惑いが大きかった
とはいえ、正直な気持ちを言うと戸惑いの方が大きかった。
自然妊娠なんて想定していなかったし、ちょうど職場復帰して1か月もしないタイミングだったから余計に。
「このタイミングで妊娠だなんて…どうしよう」
そんな思いがぐるぐる巡って、夫にどう伝えるかも一晩中悩んだ。
でも、先延ばしにしても仕方ない。
翌朝、思い切って素直に打ち明けた。
夫の反応と、今の気持ち
私の報告を聞いた夫は、最初こそ驚いた表情だったけれど、すぐに冷静に受け止めてくれて、
「一緒に頑張ろう」
その言葉に救われた。
言ってよかった、と心から思った瞬間だった。
最後に
不妊治療を経験してきたからこそ、今の妊娠に対しても慎重な気持ちはある。
けれど、偶然のようでいて、もしかしたら必然だったのかもしれないこの命を、大切に育てていきたい。
これからまた、新しい日々が始まる。
驚きと不安もあるけれど、少しずつ、楽しみに変えていけたらと思っています。
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